医者

筋肉に作用する薬

頬を触る人

打ってアンチエイジング

食中毒を引き起こす菌として知られている危険なボツリヌス菌は、使い方によって治療が可能となる医薬品となります。注射や塗り薬で知られるボトックスは、ボツリヌス菌が作り出すたんぱく質を使って作られており、筋肉に注射するとかどの収縮を和らげる作用をもたらす薬です。治療で使うとはいえボツリヌス菌による食中毒を懸念する人もいますが、直接ボツリヌス菌を注射していないので、ボツリヌス菌に感染することはないといわれています。90年代から脚光を浴びてきたように思われがちですが、実は70年代から神経内科で使われてきた実績があり、筋肉に作用する薬として知られていました。現代は筋肉が過剰に動く部分に注射して、適切に作用することでしわやたるみの状況が改善につながると考えられ、美容外科で使用されています。塗るボトックスよりも注射で治療をしたほうが効果が高く長続きする為、医療機関で治療を受ける人が少なくありません。ただし、永続的な効果が期待できるわけではなく、定期的に打たなければならない金銭的な面を考えると、塗り薬のほうがいいという意見もあります。なお、塗るボトックスに関しては、医療機関で注射している成分とはまったくの別物であり、同じ物ではありません。どちらのほうが効果が高いか、金銭的な面をはじめとして、ライフスタイルや嗜好によって選ぶ人が多いといえるでしょう。治療を受ける場合、1回ではなく、複数回注射を打つことになることもある事、部位によって使用する薬剤の量が違うことを覚えて置いてください。特に脇の多汗症対策で利用する場合には、通常のボトックス注射よりも治療範囲が広い為、高額となることが少なくありません。一般的に使用される部位としては目じりや眉間やほうれい線といわれており、注射したその日から効果を実感する人が多いといいます。ただし注射を受けるにあたり、頭痛や内出血、あるいは痛みや違和感等、まれにアレルギー反応を起こすことがある為、事前に確認してから受けましょう。治療を受ける前に前もってカウンセリングでアレルギー症状が出ないか、説明をされることが一般的といわれています。体調に負担や不安を感じて治療を受けないよう、前もってカウンセリングで確認し、納得できてから治療受ける人が少なくありません。なお、使われるボトックスの種類によって、1回の治療で使われる料金が異なる為、医療機関に前もって確認してください。同じ量を使用していても1万円を切るところから、5万円までと薬剤だけで大きな価格の違いがあるからです。